債権の現物出資による増資について

  • 2017年09月06日
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債権の現物出資とは、会社債権者が有する債権と引換えにする募集株式の発行のことです。通称DES(Debt Equity Swap、デット・エクイティ・スワップ)と呼ばれる増資の手法です。DESにより、会社の資本金の額を増加することができます。

たとえば、会社の社長が会社に対して貸付金がある場合に、返済義務のある借入が減り、資本金を増やすことにより、会社の財務体質の改善をしたりする際や債権者である社長個人が亡くなった場合には、会社に対する貸付は額面どおり相続税の対象となるためにDESにより相続時に課税対象となる資産の額を減少させる場合などに使われます。

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