大河の一滴
- 2012年01月07日
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明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
さて、政府は昨日6日「ネバーネバーネバー・・・・」の精神で、消費税増税を柱とした社会保障と税の一体改革大綱素案を正式決定しました。
実際に運用されるのは来年度の見通しです。
新年早々なんと縁起の悪い orz
ところで、消費増税とは全く関係ありませんが、作家である五木寛之氏の著書「大河の一滴」の一節に興味深い実験データが紹介されております。
著書によると「喜びを感じると細胞が活性化して免疫力が高まる」
これはよく理解できるのです。
ところが!!!
今度は、同じ実験で辛かったこと、悲しかったことを思い返してもらうと、なんと、その人たちの細胞がいきいきと動き出してきて、免疫力が高まるという。
喜びは人間の生命力を高めるけれど「悲しみは逆に低下させると考えられがち」です。
実はそうではない!え!???
本当に悲しむということは感動することですから、喜ぶのと同じように人間の生命力を活性化し、免疫力を高める作用があると・・・ Σ(゚д゚;)
辛い思いをして時には涙を流して悲しむことも人間の体にとって、大事な行為であるというのです。
暗いことにも、さみしいと思う気持ちの中にも、大事なものがあり「がんばらなくてもいいよ」という思いやりもあるということです。
筆者は言いました。
「がんばらないけどあきらめない」
「がんばらずただ帆を張って待つ」
と (*´∇`*)
帆を張るということは「きたるべき時に備えて準備しておきなさい」ということでしょう。
消費増税は個人的(経済的)に泣くほど辛いですが、8%になろうが10%になろうが今は帆を張って風が吹くのをじっと待つのみかと。。。
さあ、免疫力も高まるし「がんばらないで」大いに消費しましょう。
このようにポジティブに生きたいものです (・∀・)b