読書

  • 2012年01月12日
  • blog


新人です。

趣味は読書、最近は時間がなかなかとれないのですが
細かな時間を見つけて少しずつページを進めています。

最近、読んだ本があります。

小室直樹
「数学嫌いな人のための数学―数学原論」

政治、宗教、社会、数学、物理など多方面で
非常に活躍なさった方ですが
残念ながら2010年に逝去なさっています。
で何故数学か。

法律とは全然関係ない数学を今更、と思う方もいるでしょうが
この現代社会の流れを理解するために

「経済」というワードは外せないと思います。
その経済の基本ベースとなって居るのがこの数学であり
様々な社会情勢に法的な活動で対応していく司法書士にとって
社会の流れを読み切る力は大切であり、その基礎知識として
数学を知ることはやはり必要になってくると思います。

また筆者は本書の中で
世間は法律を論理的であると見なすむきがあるが
真に論理的なもの、とは数学であり、数学こそは完璧に論理的である。

と仰っています。

つまり、数学を勉強することは論理を勉強する事であり
ひいては、同様に論理的な思考が必要となる法律的思考をするための
一助になるものであると思います。
とまぁ多少仰々しく書いていますが
書いている事自体は非常に平易でして
中学生くらいでも読める内容であると思います

しかし学問の蘊奥は非常にシンプルであると筆者も言うように
簡単な事ながら広くそして深い含蓄のある内容となっております。

社会も経済も数学も、そして法律も有機的に連関している
と思えば、何事も食わず嫌いせずに、日々勉強するのが大事だと思います。

小室先生を足がかりに
また基本的なことからでも勉強しようと思います

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