シェアハウス「スマートデイズ」民事再生法申請を棄却

  • 2018年04月24日
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濱岡です。
「オーナーの多くが「スルガ銀行」から融資を受けていたが、審査を通りやすくなるように預金関係の書類が改ざんされていた。」
偽の源泉徴収書を発行したり、(専門の業者、書上げ屋)修正申告で所得を水増しして住宅ローンの審査を通りやすくすることは、破産申立の事件で何件か遭遇しました。
他にも、新築なのに時期をずらしてリフォームローンを併用したり、ソーラーパネルを設置すると偽って住宅ローンの借入額を水増しする方法、オーバーローンの手法は様々です。
業者主導でなされ、その上、融資手数料として過大な費用が請求されています。通常であれば融資がおりないものを無理に通しているため、返済に行きづまったり、また、物件も割高であることから、処分しても多額の負債が残存するため、破産に至るケースが多々見られます。

今回、スルガ銀行の貸し手責任が問われていますが、私も同様の経験から、(同一の地方銀行と同一の業者で複数みられた。)それとなく、融資担当者に聞いたことがあり、虚偽の可能性があるかもと、うすうす感づいているが書類として揃っていれば、それ以上立入ることは難しいので、融資を実行するという、なんともいい加減な話でした。

貸付けノルマを達成したい融資担当と儲け重視の悪徳業者との利害が一致しているので、こういう貸付けが行われるという実態があります。 今回の事件では、銀行の責任がどの程度、問われるか興味があります。

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