続きの話、請求されている方は新聞販売店を営んでおられます。
新聞販売店の業務というのは、配達の場合、朝刊、(早朝、深夜業務)夕刊を日曜祝日も配達するので、労働基準法どおり時間外、深夜、休日加算をするとかなりの金額になります。以前、賃金のシュミレーションをしたことがあるんですが、支給されている賃金体系では、基本賃金を最低賃金にしてもクリア出来ませんでした。どうしても深夜時間帯、殆ど毎日新聞を配達しなければならないとので深夜、休日加算が重くのしかかってきます。請負にでもしなければコスト的にあわないのではないでしょうか?
今回、幸いなことに相手方である従業員は配達のない営業正社員でしたので、深夜、休日については問題ないと思います。
依頼した弁護士にこの業界のことを話すと、似たような話で、今、葬儀社の社員5人分の時間外請求事件(当直)を受任していて、1人あたり500万円になるそうです。こちら側の主張をほぼ裁判所が認めて言るので、その当りでの和解になるだろうとのことでした。
相続人が海外在留者である場合には、在外公館の職員の面前で遺産分割協議書にサインをしてもらい、サイン証明とその協議書を合綴する方法が一番利用される。(在留証明も必要。)その他、帰国した折に公証してもらうとか、その国の公証人を利用するとかが考えられるが、現地、在外公館が遠方で、日数を要するということでない限り、EMSで遺産分割協議書を送り、サイン証明をもらい、送りかえして頂く方法をとる。
今回、相続人の1人が海外勤務でヨルダン在住ということだった。困ったことにヨルダンには、個人宛のEMSは遅れないし、いつ着くかわからないということである。
そこで、eメールで協議書を送り、印刷してもらい。領事館で証明をもらって、近々一時帰国する予定があるので、持参してもらうことした。
少々不安だったが、頂いた協議書は指示とおりの完璧なものだった。
住宅ローン控除で税務署に申告に行かれた方が、税務署で登記名義をすみやかに更正しなければ贈与税を課すことになると言われました。と、相談に来られた。持参された登記証明情報をみると、購入当初は夫婦共有で、住宅ローンも連帯債務となっている。この時は奥さんも働いていたので、住宅ローンを二人で組み、その借入れに見合う持分で登記したそうだ。この点については問題ない。
その後、奥さんは退職された。それから、住宅ローンを借換えたのだが、収入があるのはご主人だけなので、当然、債務者がご主人一人で、借換え後の住宅ローンが組まれている。これが問題になった。借換えなので、最初の借入れは、後の借入れで全額支払っている。連帯債務となっている奥さんの分までだ、この分が贈与に当ると言うことだ。前の奥さんの住宅ローン分をご主人が支払っているので、この金額に見合う持分を妻から夫に移動しろと言うことらしい。
さて、どのように登記原因でやるか、当初からまちがっていたのではないので真正な登記名義の回復ではないし、考えた末、奥さんの借入れ分の返済をご主人からの貸付と考え、その返済ができないので、見合う持分を代物弁済として、妻からご主人に移転した。事前に法務局と税務署に確認したのは言うまでもない。
以前、債務整理をした人が、その後、子供を3人もうけ、住宅ローンを利用して自宅を購入したが、返済できなくなり、どうしても自宅を手放したくないと言うので、民事再生の申立てをした。
所得が少ないので、実親から毎月6万円の援助をうけて返済するということで、実親からの今後3年間援助しますという誓約書と月額6万円の積立てを半年程度の積立てた通帳を添付して申立てたところ、住宅ローン特別条項付民事再生の認可がおりた。
債権者からも異議なく再生計画とおりの返済を始めている。
ただ、この間に妻と離婚し、子供3人をつれて自宅を出てしまった。
依頼者は自宅があればまたよりが戻るのでは期待している。
建設業を営んでいる法人から、新卒の中国人留学生を雇用するので
在留資格変更の手続の依頼をうけました。
優秀な方で何の問題もなく、5年間の在留資格を取得することができました。
武富士から債権譲渡をうけた株式会社日本保証の代理人から26日までに支払わなければ
訴えを提起するという内容証明郵便が届いたと相談がありました。
事情を聞いても、時効中断になるような事実もなかったので、本人名義で内容証明郵便で
時効の援用を主張しました。知人でもあり、簡単な事件ですので、実費のみ頂きました。
電子内容証明を利用したので、翌々日には相手方から債権が消滅した旨の通知が届きました。
弁護士から5月20日に退職される人の時間外手当の請求の内容証明郵便が届いたと相談に来られる。訴額が不明で140万円を超える可能性があるので、私が開業以来、懇意にしている労働事件に精通している弁護士のところに連れて行った。簡単に計算すると200万円ぐらいになりようだ。争う余地も少なく厳しい。
世の中せっかちになって、何事につけてもspeedが求められる。Amazonがいい例で、注文後、大抵数日以内に配達されてくる。急ぎなら翌日には手に取ることができ、仕事上どうしても早く関連する書籍を必要とするときなど非常に助かる。
しかし、急いでないものなども、個別にポコポコ配達してくる。便利さの陰にはノンストップで追い立てられるように働いている人達がいるわけで、すべてのものがこんなに早くなくてもいいような気がする。
子供の頃、月に一度のお小遣い500円位だったろうか、それをもらうと、ひとつちがいの弟と1時間ぐらい歩いて商店街の本屋へゆき、さんざん立ち読みしたあげく、1冊のコミック本を選び、残りのお金で商店街の片隅にあるホルモン屋でホルモン焼きを買った。このホルモン焼きがとんでもなくうまかった。
店のたたずまいとかは、どうしても思い出せないが、おばちゃんが目の前の鉄板で、コテでホルモンを手際よくかき回し、盛り上げ、そのホルモンの山からうっすらと白い湯気があがっているさまが、今でも鮮やかによみがえってくる。同時に、なぜか緑色のドラム缶が一緒に光景とし浮かび上がってくるが、これはたぶん、その中にホルモンが入っていたのでは推測される。
それまでホルモンなど家で食べたこともなく、その存在さえ知らなかった。というのも、決して裕福な家庭ではなかったが、母は厳格な上に世間体とかをとかく気にする人だったので、本人はもとより子供の服装とか食事には人一倍気をつかい、その上、貧乏くさいことは大嫌いな人だったからである。
ある時、うちの家では厳禁されている、ど派手な原色のアイスキャンディを友達が食べているのを、私がうらやましそうに眺めていたら、その友達がポトンと犬猫の屎尿臭の漂う砂場に落としたと、思うやいなや、さっと拾い上げ、パッパッと砂を手で払いのけてなにごともなかったように口にいれたので、自分と周囲との違いにびっくり仰天した覚えがある。
それでも弟などは、隠れてこそこそ買い食いなどをしていたが、ベビースターラーメンを吐いて戻し、母親にみつかりこっぴどくしかられていたりするのを、私は、やっぱり駄目なんだと複雑な面持ちで眺めていたりしていた。
このホルモンも情報通の弟がどこからか仕入れてきた話だった。「ホルモンそれを食べるもんなん?理科でならったような気がするけど・・」というのが私の素朴な疑問だった。
くだんのホルモン焼きを初めて見たときは、「すごいなぁ、何かわからん」「これって食べてお腹こわさんかな?」でも、その何かわからんホルモン焼きは、私たちにとって未体験の旨さだった。そのホルモンを100円か200円とかで買うと、豆腐を1丁入れるような容器に山盛りになる。
それをつまようじで一つ一つ口に運びなから、買ったばかりのコミックを読みながら、二人して家へ帰るのがこの上ない月に一度の楽しみであり、その一度が待ち遠しかった。
あれからホルモンは食べたことがない。今、目にするホルモンと明らかに見た目が違うからである。
私たち、司法書士の仕事をしている人にとって
代理権の話というのは、非常に大事な話です。
何故なら、私たちは、代理することによって依頼者の方
からお金を頂いているわけで
その代理権がそもそもないのに、勝手に自分たちで
仕事をしているようでは、それこそ法律に携わる者とは言えません。
で、その代理についての話なのですが
司法書士は、2003年に法律が変わって
簡易裁判所の訴訟代理ができるようになりました。
それまでは弁護士の専売特許であった裁判の代理といものに
司法書士も携われるようになったのです。
また、その代理のポイントとして
その争いの金額が140万円までが代理できる
ということになったのです。
で、ここで実際した仕事でこの代理権の話が出てくる
仕事で個人的におもしろかったものを。
最近まで建物明渡という裁判関係の仕事をしていました。
一方的に建物に物を置いていってしまった被告であったので
裁判は勿論勝ったのですが、その次の段階として
「執行」という、簡単に言えば、実際に物をどけてもらったり
出て行ってもらったりする手続きをしました。
で、ここで代理権の話です。
先ほども言いましたが、司法書士は、「簡易」裁判所の代理ならできる
と書いたのですが、この建物明渡の執行というのは
「地方」裁判所が受け持つ事件になるんです。
これは簡易裁判所より広い代理権が必要になる
基本的に、弁護士しか代理できない所なんですね。
じゃあ司法書士は代理できないじゃないか!
という話なのですが、少しおもしろくて
建物明渡の執行は、「誰でも」代理人になれるのです。
少し難しくなるんですが、建物明渡の執行というのは
不動産執行というのにあたりまして、それは正確に言うと「執行官がする手続き」
になって、それに関しては誰でも代理人になれるんですね。
これは何故かというと、すごく乱暴に言えば
この不動産執行の執行官のする手続きというのは
訴訟ではなく、次の段階のいわば争いのない
事務手続きに近い仕事だから誰でも代理出来る、という具合なんです。
だから執行の手続きすべてが
誰でも、代理出来るとはならない事に注意が必要です。
となるとじゃあ実際仕事するときはどうなるんでしょうか?
正解は、、、
申し立てる時の書面に
司法書士 ○○
と書かなきゃならんようなら、だめ。
単に、一般人として
○○
と書いてしまえば、OK
となるのです。
法に携わっている司法書士がその時ばかりは名前を出せない
という少し司法書士にとってはもどかしいような気もする話でした。
しかし、確かに、訴訟は簡易裁判所だけしか代理することは
できませんが、司法書士も法律の専門家ですので
本人様が訴訟するときの訴訟支援という形で
徹底的にフォローしながら一緒に訴訟を進めていく
ことは出来ます!
裁判関係のお仕事のご依頼、お待ち致しております
ここ数年闇金もなりをひそめていたのですが、貸出し規制から、
ちょろちょろ活動し始めています。
前とちがって少し対応が穏やかみたいですが、(ソフト闇金というらしいです)
こ の前も初めての人から電話がかかってきて、
「闇金に追いたくられて困っているんです、会社にも何度も電話かかってくるし、
他の弁護士や司法書士からみんな 断れて、なんとかお願いします。
今日中に払わなければならないので....」
忙しいけど、困っている人をみたらほっとけないので、じゃ来て下さい。
ってこ とで、会って話しを聞くと前に破産しているらしく、
遊興費で(女遊びらしい、伸し伸しで今日返すことになっていたけど、
ムラムラと我慢できなくなって、風 俗で使ったとこのと。
(依頼者の事を書くのは良くないと思いますけど、この人は僕も腹に据えかねています。
というかもう依頼者ちゃうし、こんなやつ)
その 場で、3件の闇金に電話・・(ICレコ-ダーに録音していますが、罵詈雑言)
なんやかんやでみんなチャラにしました。
じゃ報酬は毎月分割でいいから払って 下さいね。
「ええ、もちろん」
と二つ返事でしたが、それからずっとなしのつぶて、
それどころが闇金からまた僕に電話がありまして
「先生、あれから、あいつ また違う闇金から借りてるって情報はいったで、」
「ほーぅ」